柔道の魅力ってなんだろう?とよく考えます。
一般的には、「人を投げることが気持ちいい」とか「礼儀が正しくなる」と言われることが多いのではないでしょうか。
魅力を考えるうえで自分自身、なぜ柔道を始めたんだろうと考えました。
たまたま幼馴染が柔道指導者の息子で柔道をしており、「試合の後に団員でラーメンを食べに行く」などの話を聞き、それは羨ましい!!と思って始めたのを思い出しました。
とても不純な動機で我ながら情けなくなります(苦笑)
そんな柔道ですが、小3から始め、中学・高校・大学・社会人となるまで続けました。
結婚を機に、いったん競技から離れました。
数年前に大会に出場することとなり、少しでも練習がしたかっため原点である福岡町柔道スポーツ少年団の練習へ向かいました。
しかし練習の予定時間となっても、指導者はおろか誰も道場に姿を現しませんでした。
練習時間が変更になったのかな?とB&Gの職員さんに伺いましたら、「活動は暫くされていないですよ」という返答でした。
とてもショックでした。
人数が少ないながらも、なんとかやっていると思っていたからです。
その時に福岡町柔道スポーツ少年団が私自身の「いつでも帰ってこれる場所」となっていたことに気づいたのです。
自分にとって大事な場所だから無くしたくない、どんな形でもよいから存続したいという思いで指導を決めました。
ですから、教えている団員達が同じように福岡町柔道スポーツ少年団が「いつでも帰ってこれる場所」であると思ってくれることが、指導者として最高の喜びです。
少し話がそれましたが、柔道の魅力は?と聞かれて「これだ!!」とハッキリと答えることは出来ません。
ただ、私にとっては、そういう熱い想いを抱かせてくれることが柔道の一番の魅力だと思います。
ですから、今いる団員たちや福岡町柔道スポーツ少年団で柔道をやってみたいと思う人たちと、柔道の魅力を探し、共有していきたいなと考えています。